アレクサンドロス・ロマンス #Shorts敬仲
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西洋中世でのマケドニアのアレクサンドロス大王の人気はすさまじいものでした。そんな彼の人物像をつくり、後世の文学に影響を与えたのが、「アレクサンドロス・ロマンス」と称される彼を題材にした伝奇です。信憑性の怪しいどころか、明らかにウソの創作な内容がもりこまれています。近代・現代でもアレクサンドロスが伝説的であるゆえんを知っていただければと思います。
■参考文献
・山中由里子(1993)「イランにおけるアレクサンドロス像の変遷:邪悪な破壊者からイイスラム的英雄へ」 (日本中東学会『日本中東学会年報』 8号55-87頁 )
・伝カリステネス(2020)『アレクサンドロス大王物語』(橋本隆夫 訳)ちくま書房
・長谷川岳男 編著(2022)『はじめて学ぶ西洋古代史』ミネルヴァ書房
・森谷公俊(2016)『アレクサンドロスの征服と神話』講談社
・ハスキンズ,チャールズ.ホーマー(2017)『十二世紀のルネサンス:ヨーロッパの目覚め』( 別宮 貞徳ら訳)講談社
・原著者不明(1996)『ナポリの主席司祭レオ訳:アレクサンデル大王の誕生と勝利』(芳賀重徳 訳)近代文藝社