【旧約聖書】海の大蛇、鰐龍、悪と原始の海の象徴、混沌の人格化、リヴァイアサン・レヴィアタンを考察&解説!【#獣史祭】まるくす








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旧約聖書に登場する海の神話的怪物「レヴィアタン」と、その怪物を巡って対立する二つの解釈を考察し解説する試みです。
▷旧約聖書とレヴィアタン
同志社大学住谷篠部奨学金出版会『聖書にみる動物の世界:著 橋本重郎』より抜粋
「レビアタンliviathanというヘブル語が、そのまま聖書に出てくるが(ヨブ3:8,詩74:14,同104:26)、これは実在の動物ではなく、怪物の一つである。そしてまた『逃げる蛇レビアタン、曲がりくねる蛇レビアタン』ともあるから(イザヤ27:1)へびに似た怪物なのであろう。しかしまた、もとの文語体訳では、このレビアタンがわにと訳されているところがるから(詩74:14、同104:26)、これは、あるいはわにのように大きな怪物であるのかも知れない。
いずれにしても、このレビアタンは竜などのように、神にさからう魔物であるというのだが、ついには、神のつるぎによって殺されるとある(イザヤ27:1)」。
【参照文献欄】
・『平和のハトとリヴァイアサン : 聖書的象徴と現代政治:著 宮田光雄』
・『聖書・新共同訳:日本聖書協会』
・『ヨブ記 : 正文註釈:著 湯浅半月』
・『聖書にみる動物の世界:著 橋本重郎』