【思想・文化】社会主義の中国伝来~共産党のマルクス主義だけじゃない!~敬仲

動画情報

中国共産党ができたのは1921年ですが、社会主義思想はもっと前から中国に伝わっていました。
変法運動の康有為、革命運動の孫文といった中国近代化のリーダーたちも、マルクスとは異なった社会主義思想の影響を受けていました。
どうして現在の中国が社会主義国家となったのか、理解の一助になるかと思います!

注:今回の動画は縦長(9:16)サイズです。

【参考文献】
安藤久美子(2013)『孫文の社会主義 :中国変革の道』汲古書院
石川禎浩(2001)『中国共産党成立史』岩波書店
伊原沢周(1984)「日中両国におけるヘンリー・ジョージの思想の受容 : 主として孫文・宮崎民蔵・安部磯雄らの土地論をめぐって」『史林』675 史学研究会
坂出祥伸(1985)『康有為 : ユートピアの開花』(中国の人と思想 11)集英社
嵯峨隆(1994)『近代中国アナキズムの研究』研文出版
嵯峨隆(1996)『近代中国の革命幻影:劉師培の思想と生涯』研文出版
嵯峨隆(2020)『アジア主義全史』筑摩書房
宋莉華(2017)『宣教師漢文小説の研究』(鈴木陽一監修 青木萌訳)東方書店
竹内弘行(2008)『康有爲と近代大同思想の成立』 汲古書院
譚璐美(2010)『中国共産党を作った13人』新潮社
ベラミー,エドワード(1953)『顧みれば』(山本政喜訳) 岩波書店
メイスナー,モーリス(1971)『中国マルクス主義の源流:李大釗の思想と生涯』(丸山松幸ら訳) 平凡社
森紀子(1999)「梁啓超の仏学と日本」挾間直樹編『梁啓超 : 西洋近代思想受容と明治日本 : 共同研究』
横山宏章(1983)『陳独秀』朝日新聞社
康有為(1956)『大同書』中華書局
(1981)『孫中山全集』中華書局(全11巻)より「致犬養毅書」
(2018)『梁啓超全集』中国人民大学出版社(全20巻) より『南海康先生伝』『近三百年学術史』
(2016) 『天義・衝報』中国人民大学出版社(全2巻)
(2018)『大同学』(姚達兌 校注)南方日報出版社
曹世鉉(2003)『清末民初無政府派的文化思想』社会科学文献出版社
伯纳尓(Barnal,Matin) (1985) 『一九〇七年以前中國的社會主義思潮』(丘權政ら訳) 福建人民大学出版社
熊月之(2002)『中国近代民主思想史』上海社会科学院出版社

敬仲

By 敬仲

  • けーちゅー
  • 中国(文学・歴史・思想)、古代ギリシア
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  • 漢文訓読、いいですね。合成音声ソフトに文語文を読ませる動画が増えることをいつも願ってます。 さて、こちら動画で紹介しているような、歴史的著述にあたったり、学説を整理したりするのが、大学における人文学(文学・史学・哲学)の醍醐味です。 もし高校生(もちろん大人のリカレント・生涯学習でも)で面白いと感じた方は、新書本を手に取ってみましょう。それも面白いと思えたら、人文学を専攻しましょう!