ホームページの更新が面倒だったkunai_S.N.
はじめに
最近は、DKIMやらDMRACを設定していないメールの存在価値がなくなりつつあります。このブログサイトことWordPressから送られてくるメールについても例外ではなく、なんなら結構前からメールが届かない状態でした。それでも、新しいメンバーが増えたときや、メンバーがパスワードを忘れたとき以外はメール機能を全く使用しないので、そこまで問題はありませんでした。
けれども、影響がないからと言って放置しておくのも問題と考えたため、メールの問題は外部のメールサーバーに転送してもらうことで解決を図りました。まあ、今回の本題はメールではないのですが。
FTPってめんどう
私がこのサイトの運用を担当することになってから、そろそろ1年になると思います。精力的に運用に取り組んでいたかと言われれば全くそうではなく、強いて言えば「革命祭」のページを追加したくらいです。
ページを更新するときはどのような作業を行うのか、簡単に説明します。
1 ダウンロード済みのページソースを編集する
2 ローカルで仮想環境を立ち上げ、動作を確認する
3 サーバーの管理画面からFTPでアクセスできるようにする
4 FTPソフトを立ち上げて、サーバーに接続する
5 該当のページが格納されているフォルダまで移動し、アップロードする
6 本番環境で動作を確認する
そんなに難しくなさそうと思った方もいるかもしれません。私も最初の方は面倒ではありませんでした。しかし、最近になって急にこの開発フローが面倒に感じるようになってしまったのです。一番面倒なのは、サーバーのパスワードをパスワードマネージャーからいちいちコピーしてこないといけないことでしょうか。
私は断片的かつ曖昧な知識で突っ走る人間です。しーあいしーでー(CI/CD)とか、えすえすえいち(SSH)とか、どこかで聞き齧った言葉を引っ提げて、どうにかならないか考えることにしました。ただ、借りてるサーバーのプランによると、SSHでの接続はできないようでした。最初にローカル開発環境を作ったときに、データベースの中身を引っこ抜くのですら、すさまじく面倒だった記憶がよみがえりました。ところどころでVPSよりAWSやGCPが便利なことがわかる気がします。でも、スケーラビリティと使いやすさを犠牲にしても、グループで運用する場合は定額課金であるメリットはめちゃくちゃ大きいです。
git-ftp が良さそう
最初は、GitHubのメインブランチにマージされたコードが自動でアップロードされてくれないかなと考えていましたが、色々と難しそうだったので、「git-ftp」というソフトを使用することにしました。設定方法などは下記を参照ください。
『【Git】git-ftpを使ってFTPアップロード』
https://qiita.com/narcolepcy_/items/621986bfe0c2183781a1
(閲覧日:2024年1月16日)
おそらく、すべてをgitで管理させると不都合が起こるので、トップページやメンバーページのソースコードが置いてあるフォルダのみを管理することしました。あとは、gitignoreを使って面倒そうなものを弾いてよしです。
どのように便利になるのか
これの便利なところは、動作確認後は 「git ftp push」 のコマンドで自動的に差分をアップロードしてくれるところです。なので、ローカルでの動作確認からアップロードまでの面倒さがかなり少なくなります。上記の手順だと、4と5を一つのコマンドでやってくれています。
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