男いのっち一人旅! in 鎌倉 その3(お墓参り編)

さあ前回のブログ(リンク)の続きです! 約1か月ぶりの続編投稿になってしまい大変申し訳ございません💦 「鎌倉弾丸旅行記」は今回がラストになります!✨   「鶴岡八幡宮」の正門をくぐると正面に広がっているのは参道にあたる「若宮大路」です(何故か写真紛失という大失態💦)。 因みに大路の中央、一段高くなっている歩道は「段葛(だんかずら)」。頼朝が妻・政子の安産祈願の為に御家人たちに築かせた道が原型になっているそうです。   因みにこの「若宮大路」、ただの一本道というわけではなく、八幡宮側に近づくにつれて「道幅が狭く」なっております。「遠近法」を利用して実際以上に距離を長く見せているとか。ほえ~   それはさておき、一旦八幡宮の東側に徒歩で向かいます。「頼朝時代の御所(大倉幕府)」があった方向ですね(現在は小学校になってます♪)。   というわけでまずは「源頼朝」のお墓(いきなりのビックネーム)! 住宅地の奥にある丘の上、そこまで目立つ場所ではなかったのですが、大勢の観光客の方がいらっしゃってました。大河パワー恐るべし!✨   更にその付近には「北条義時」や「大江広元」など御家人たちのお墓がありました! 反抗的な御家人たちが多い中(ドラマ設定)、頼朝を献身的に支えている御二方は、今でも鎌倉殿の側で眠っているんですね♪ 主人公の義時は勿論、広元もドラマ終盤まで活躍する重要人物ですのでこれからの活躍に注目です!      さあ、次は八幡宮を挟んで反対側(西側)に徒歩で移動します。そろそろ足が悲鳴を上げ始めました…💦   次の目的地は鎌倉五山の第三位「寿福寺」です。 「北条政子」が、頼朝の父「源義朝」の館があった場所に建てた禅宗のお寺です。(例によってコロナの為に御朱印は頂けませんでした…) このお寺には「北条政子」とその次男「源実朝」のお墓があります(裏手の山腹)。頼朝と違う場所にお墓があるのはちょっと意外でしたが、息子と一緒なら寂しくないでしょうね。 頼朝夫婦は八幡宮を挟んで東西から今でも鎌倉の街を見守っているのでした(しみじみ)。     最後に徒歩で向かった(本日最長の距離)のは、有名な「鎌倉大仏(高徳院)」です。 鎌倉を代表する寺院ですが、実は誰がどういった経緯で建立したのかよく分かっていないミステリアスなお寺だったりします(鎌倉時代に建てられたのは間違いないようです)。 あと現在大仏様は野ざらしですが、かつては大仏殿があったそうです。    この時点で足は限界、時間も迫っていましたので今回の「鎌倉弾丸旅行」は終了となりました💦(心地よいクタクタ)。   それぞれの場所は巡って歩き回る間にも「和田義盛」や「畠山重忠」など大河ドラマにも登場する人々ゆかりの地を偶然発見するなど、街中至る所が歴史を感じる場所で、九州民の私としては非常に貴重で楽しい時間を過ごすことが出来ました♪✨   実は、今月末に再び関東への出張が決まっておりまして、その際はまた「旅行記」のようなもの執筆できればと思っています。   それでは今回はここまで。   最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました!✨ 〇(><)  

興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国

興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国   人類の今後を占ううえで、「人類の経験のすべてがつまっている」といわれる古代ローマ史ほど、参考になるものはない。小さな都市国家を強大化に導いた、「共和政ファシズム」の熱狂的エネルギー。猛将・ハンニバルが率いるカルタゴとの死闘。カエサルとアウグストゥスに始まる帝政。地中海はもちろん、ブリテン島から中東にいたる「世界帝国」の現出。そして、ローマ帝国が終焉を迎えた時、古代文明はどのように変貌していたのか。   古代ローマの歴史を知りたい方におすすめ! 古代地中海に君臨した「ローマ帝国」の通史を知ることが出来る一冊です! 「都市国家から始まったローマはなぜ地中海の覇権を握るほどの大国に成長できたのか?」 「皇帝が支配する仕組み「帝政」はどのような過程を経て成立したのか?」 「隆盛を極めた大帝国はどうして衰えていったのか?」 そして「帝国が後世に与えた影響は?」 などなど これらの疑問は他の地域や時代の歴史を学んでいく上でも重要なキーワードになると思います。 古今東西問わず、歴史に興味がある方々に是非とも一読して頂きたい一冊です♪   書籍情報 著者:本村 凌二 翻訳者:– 編集者:– その他:– 出版社:講談社 出版年:2017/9/12 ISBN-10:4062924668 ISBN-13:978-4062924665  

男いのっち一人旅! in 鎌倉 その2(「鶴岡八幡宮」周辺編)

さあ前回のブログ(リンク)の続きです! 本当は前後編にまとめようと思っていたのですが、後編が長くなりそうでしたので「全3回」でお届けすることにしました♪💦 北鎌倉駅から「巨福呂坂(縁起良さそうだけど、鎌倉幕府滅亡時の激戦地)」を徒歩で超え、ついに鎌倉の中心といっても過言ではない「鶴岡八幡宮」に向かいます!   それにしても学生の集団の多いこと多いこと(修学旅行?)。 大河ドラマが放送中ですし、人気のスポットなのでしょうか? 彼らの中から新しい「歴史好き」が生まれるといいですね♪✨ さあ、そしてあの「鶴岡八幡宮」(公式HP)です! 鎌倉を発展させた「源頼朝」はこの鶴岡八幡宮の社殿を中心に「鎌倉の街路」や「幕府の中枢」を整備していきました。つまり文字通り「鎌倉の中心」というわけです。   因みに鶴岡八幡宮の基になった「由比若宮(元八幡とも、鶴岡八幡宮とは別の場所にあります)」(紹介ページ)を創建したのは頼朝から見て約100年前の先祖にあたる「源頼義」という人物です。   その辺りのお話については下記の拙作動画にまとめておりますので是非御覧になってください(ダイマ)♪ リンク:3分で歴代天皇紹介シリーズ! 「70代目 後冷泉天皇」   早速「世界史べーた(仮)」の更なる発展を祈願した後、境内を散策しました(幸せ)。 そして、今年限りの観光スポットにも足を延ばしました。 それは「大河ドラマ館」(公式HP)です!  八幡宮の境内にあるんですね。✨ 「作中で使用された衣装や小道具」、「ドラマ制作の裏側を紹介するムービー」など大河ドラマファンなら興奮必至の展示の数々。九州民の私が2年連続で「関東の大河ドラマ館」を訪問することが出来るとは夢にも思いませんでしたが、素敵な思い出になりました。✨ 今年鎌倉を訪れる予定がある方は是非足をお運びください♪   しかし、「鎌倉弾丸旅行」はまだ中盤。 名残惜しいですが、これからドラマにも登場する人々ゆかりの地を歩いて回らねばなりません!💦   というわけで次回は「お墓参り」編です! (そんなタイトルでいいのか💦)

男いのっち一人旅! in 鎌倉 その1(北鎌倉編)

皆さん、こんにちは「いのっち」です! 今回は初の「旅行記」です♪   実は絶賛関東出張中の私ですが、大河ドラマの影響で「鎌倉に行ってみたい!」と思い立ち、普段あまり使うことがない電車やバスを乗り継いで、人生初の「鎌倉」に行ってまいりました。 (九州民にとって、こういう機会が無いとなかなか行くことが出来ませんから💦) 普通なら「鎌倉駅に到着後、若宮大路を通って鶴岡八幡宮を目指す!」というのが王道なのでしょうが、ひねくれ者の私は敢えて一つ手前の「北鎌倉駅」で下車、歩いて鎌倉の中心部を目指すことにしました♪   ※因みに北鎌倉駅周辺は「山ノ内」という地名でして、室町時代に活躍した「山内上杉氏」の館があった場所です(豆知識)。   最初に訪れたのが駅のすぐ側にある「円覚寺」(公式HP) 元寇の時の執権「北条時宗」が、戦争の犠牲者を供養する目的で建立した寺院です。   鎌倉五山の「第二位」としても有名ですね♪   「九州民としては是非お参りせねば!」と早速参拝しました。 ありがたやありがたや~(因みに私の宗派は「浄土真宗」です。)   次に路線は挟んで反対側にある「浄智寺」(公式HP)に向かいます。(五山の第四位)   … と思ったのですが、その手前に縁切り寺として名高いあの「東慶寺」(公式HP)が!? (豊臣秀頼の娘「天秀尼」が住持を務めたことでも有名ですね)   流石は鎌倉、有名な寺院が歩ける範囲にたくさんあります♪✨(幸せ)   今のところ切りたいような御縁は御座いませんが(むしろくださいお願いします)、折角なのでお参りしました。   因みに浄智寺ですが、コロナのせいで御朱印は頂けませんでした… おのれコロナぁ!!! (# ゚Д゚)   さあ次はいよいよ鎌倉五山の第一位「建長寺」(公式HP) !   時宗の父である「北条時頼」が南宋の禅僧「蘭渓道隆」を御招きして創建した「禅宗(臨済宗)」のお寺です(日本史の御勉強)♪ (高校時代、京都の「建仁寺」とゴチャゴチャになっていたのはいい思い出…💦)   流石は第一位、規模が大きい….(絶句)! 壮大な「三門」を通って「仏殿」でお参りしてきました。 時間が限られていたのが本当に惜しかったです(一ヵ月くらい滞在したい)💦   というわけで、どちらかというと神社に行くことが多い私にとって、立て続けに寺院を参拝する(しかも鎌倉五山のうち三寺を含む)という貴重な経験をすることができた「北鎌倉」でした♪ (因みにこの時点でだいたい約1km歩いてます)   しかし、余韻に浸っている時間はありません!   休む間もなく建長寺を出発、『太平記』や『梅松論』にも登場する激戦地「巨福呂坂」を超え、いよいよあの「鶴岡八幡宮」を目指します!(建長寺から約800m) というわけで、次回「鎌倉中心部編」です♪(続く) (`・ω・´)ゞ