Skip to content

本日、「5月17日」生まれの歴史上の人物!●慈円(1155年、天台座主・『愚管抄』の著者) ●エドワード・ジェンナー(1749年、イギリスの医者・近代免疫学の父) ●アルフォンソ13世(1886年、スペイン国王) etc.

  • TOP
  • 新着情報
  • おすすめ動画
  • 365日今日は何の日?
  • メンバーリスト
  • ブログ
  • 質問大募集!
  • メンバー募集
  • YouTube
  • TOP
  • 投稿動画一覧
  • おすすめ動画
  • メンバー
  • ブログ
  • 質問大募集!

Tag: 研究

近代中国研究のススメ

https://youtu.be/EONxJgy2WFc さて、先日私の投稿した↑ 「社会主義の中国伝来」ですが、 取り上げたほとんどの人物が日本に亡命または留学していました。 外国研究の難しさ どんな学問であっても研究をするとなったとき、そこでは積み上げられた先行研究を踏まえた上で、どんなに小さいことでもいいから、その山にプラスすることが求められます。 これが外国の歴史、文学、思想となると難しい。   どんな学問であっても 大抵、日本のことを対象とする学問であれば日本が研究の本場であり、アメリカのことを対象とする学問であればアメリカが研究の本場となるでしょう。 中国研究の場合 中国研究においては、日本が最も研究が進んでいるという時代がありました。 要因をパッと思いつくものをあげると   日本 ・前近代までの漢学の伝統の積み重ね ・近代以後の西洋的な学問の受け入れの早さ ・民主化の早さ 中国(大陸) ・民国期の政治的混乱 ・共産党による言論統制 台湾 ・国民党による言論統制   こんなところですかね。 現在は台湾は言論が自由となり、大陸もかつてと比べるとかなり緩和されました。 大陸の50年くらい前の研究を見ると意味もなくマルクスが引用されていて、初めて見たときは閉口したものです。   さて、いまや日本の中国研究は人も予算も減る一方。大陸の研究成果を見ずに研究することは不可能となりつつあります(多少分野の違いはあります)   日本人が近代中国をやるメリット さて、母国でない国のことを研究する意義という点では、近代中国は穴場なのです。 先述のとおり、重要人物の多くが日本に滞在していました。 では日本でどんな情報を得ていたのか?となると、 明治期の日本語文献を読みこなす必要があります。多様な形式の文語文や変体仮名といった、日本語を母語としていないと(していても)非常にとっつきにくいものを読めなければならないのですね。 日本人であることが、非常にメリットとなるのです。   ところが、日本においては、中国近代は研究者の人数が他の時代に比べて少ないのです。(文学は唐、思想は宋が多いかなと思います。歴史学の方はよく分かりません)   卒論のことをこれから考える中国学徒におかれては、近代にも目を向けていただければと思います。 (私も興味を持っていただけるための発信をがんばります……)  

Published 2023年5月1日
Categorized as アジア, 地域, 執筆者, 年代, 敬仲, 日本, 近代 Tagged 中国史, 卒論, 敬仲, 研究

YouTube 世界史べーた(仮)

ch

チャンネル登録してください! >
  • TOP
  • 投稿動画一覧
  • おすすめ動画を「観る」
  • メンバーブログで「知る」
  • 新着情報一覧
  • 世界史べーた(仮)とは?
  • メンバー紹介
  • 365日何の日?
  • 革命祭
  • 獣史祭
  • メンバー募集
  • YouTube
(C)2021 世界史べーた(仮)

YouTube